こんばんは~
久しぶりのブログ更新になります(笑)
今回は、山雅の序盤戦から見えてきた課題について話していきたいです。
序盤戦のデータ
現在4試合を終えて1勝2敗1分の勝ち点4で12位となっています。
得点数は2 失点数は3
1試合あたりの平均走行距離115,088km(J1平均114,461km)
1試合あたりのスプリント回数189回(J1平均172回)
※ちなみに個人のスプリント回数の上位3つは全て前田大然選手が埋めています。
前田選手の記事はこちらから読めます。まだ読んでいない方はぜひ。
このデータから分かることは、走行距離、スプリント回数ともにJ1平均を上回っていることから、チームスタイルとしては、豊富な運動量でプレスを掛け、ショートカウンターを狙うということがいえます。
実際の試合を見ているとそのような狙いが見えてきます。
しかし、実際には上手く行っているかというと上手く行っていないことが多いです。
では、具体的には何が問題なのか、見ていきましょう。
攻撃のパターンが少ない
4試合を終えての得点数は、2点。
そのうち流れの中から取った点は1点。
しかし崩して取った点は、ないです。
その原因として考えられるのは、攻撃パターンの少なさがあげられます。
山雅の攻撃パターンの大きな特徴の1つがWBもしくは、ボランチ、CBから斜めのボールが1トップの永井選手に入り、シャドーの前田選手やセルジーニョ選手が裏に抜ける。
これが山雅の攻撃の武器の1つでもあります。
下の動画(大分戦)の19秒~からのシーンが分かりやすいです。
前線の3人の関係性でゴールを狙っていくわけですが、浦和戦、広島戦と試合を重ねていく上で、なかなかチャンスを作ることができなくなってきました。
それはなぜか?
やはり押し込まれる展開が多くなり、WBがCBに吸収される形となり5バック気味になってしまことで、WBバックから質のいい斜めのパスが出なくなってしまったことが考えられます。
チャンスを作ることが出来ているときは、前線でタメが作れて、DFラインを押し上げることができています。
その結果WBが高い位置をとることが出来ているので、先ほどの動画のようなシーンを作りやすくなります。
この改善としては、前線でタメを作れる選手を置く。(プレッシャーがかかっても全体を押し上げるために時間を作ってくれる選手)
もしくは、前線で違いを作れる選手が必要です。
前者であればペレイラ選手がどの程度できるか鍵となります。
後者であれば、町田選手、杉本選手、といった選手がどの程度違いを生み出せるのかが鍵となります。(ドリブルで2.3人ひきつけるなど。)
町田選手の記事はここから
最後に
まだ4試合が終わったばかりでなかなか結果が出ずにもどかしい気持ちなることがあると思いますが我慢して応援しましょう。
しかし、今回あげたポイントが改善できないと苦しいシーズンとなります。
ただ、J1に残るためには改善しなければならない問題だと思うので、必ず改善してくれると思うので期待です。
では、今回はここまで。