みなさんは、サッカーの監督に必要な能力ってなんだと思いますか?
戦術?技術的なことを教える力?
トップレベルの監督には、必ず身についてる能力だと思うのが、人心掌握術だと思っています。
これは、サッカーやスポーツだけではなく、人の上に立つ人間は、身につけておきたい能力の一つですよね。
今回は、数名の名監督の人心掌握術を例に話をしていきたいと思います。
人心掌握術とは?
みなさんは、人心掌握術という言葉を聞いたことがありますか?
人の心を掌握する術のことですね。
そのまんま(笑)
もっと詳しくいうと、人の心をつかんで離さないことですね。
他人の心をコントロールして、一つの方向に向かわせる術とも言い換えることもできますね。
サッカーチームの監督なら、この人の為に闘いたい、この人とタイトルを取りたいと思わせることだといえます。
そして、名監督ほどこの能力が高いと思います。
モウリーニョの場合
現在マンチェスター・ユナイデットの監督を務める。
この監督は、プロ選手の経験がありません。
それなのに、関わらず欧州のトップクラブを率いてタイトルを取り続けることができる理由に人心掌握術が長けているからといっても過言ではありません。
モウリーニョ流人心掌握術
- 自分に注目を集めて選手を守る
- 飴と鞭を上手に使い分ける
モウリーニョ監督のイメージってどのようなイメージですか?
どちらかといえば、悪役っぽいイメージが強いですよね。
これは、自分に注目を集めて選手を守るために、彼が行っていることの影響ですね。
モウリーニョ監督が、試合前・試合後に過激な発言をして注目を集めているシーンをよくみますね。
これは、監督自身に注目が集まれば、選手への注目が少し落ち着きサッカーに集中できると考えたモウリーニョが実践していることでもあります。
また、選手について、時に厳しい意見を言ったかと思えば、褒める発言をします。
飴と鞭の使い方が上手いですね。
現在マンチェスター・ユナイデットのショーへの発言をみてれば分かりますね。
去年は、正しいポジショニングが取れていない等は序の口でボロクソ言われていましたが今期は、開幕戦でゴールを取るなどのショーを賞賛。
そして、代表復帰をはたしたショーは、彼のおかげと感謝を表した。
このように、飴と鞭を上手に使い信頼関係を築いていくんですね。
どちらにせよ、メディアの使い方が上手いですね。
モウリーニョ監督の人心掌握術のすごさは、イブラヒモビッチをコントロールしていたことをみれば一目瞭然ですね(笑)
グアルディオラの場合
現在、マンチェスター・シティの監督を務める通称ペップ
彼は、現在のサッカー界の流れを作っている張本人でサッカー博士ですね(笑)
そんなペップは戦術ももちろんすごいのですがモチベーターとしても、すごいです。
ペップ流人心掌握術
モチベータとして選手をやる気にさせる
ペップのすごいところは、スピーチにあると思います。
ミーティング中のある動画をみたんですが、タイトル獲得は、自分の力ではなく、優秀な選手・スタッフによってもたらされたものだと言っていました。
これだけ、一生懸命仕事をしているのに、自分よりも選手や他のスタッフを賞賛するところにトップに立つ人間としての器の大きさに感動しました。
常に他者への感謝をかかさないことの大切さを学べますね。
シメオネの場合
現在アトレティコ・マドリードの監督を務めるシメオネ監督。
一見マフィアのボスのような風貌ですね(笑)
この監督の言葉には、ぐっとくるものがありますね。
シメオネ流人心掌握術
ぶれない信念をもち続け熱い言葉と行動で選手を引っ張る
おそらく、今回紹介する監督の中で一番ボスという言葉が似合う監督です。
野郎どもついて来い!
みたいな感じですね(笑)
とにかつ信念がすごいです。
勝つためにはなんでもする。
ボールボーイに指示も出しちゃう(笑)
そして、言葉の力がすごい
バルセロナ戦のハーフタイムに送った言葉がこちらです。
「君たちは良いプレーをすることも、悪いプレーをすることもできる。
だが、ここには君たちのプレーを見るために5万5000人の観客が駆け付けている。
彼らは君たちがアトレティコのユニフォームのために
死ぬくらいの覚悟があるかどうかを見に来ているんだ。
結果のことは考えなくていい。
しかし、そのユニフォームを守るためにピッチに出てくれ。
君たちは5万5000人の代表者なのだから。」
※引用サイト
こんなこと言われたら、死ぬ気で闘えますよね。
とにかく言葉の力がすごい。
まとめ
今回紹介した3人に共通していえることは、信じられないくらいの熱量で仕事に取り組んでいるということです。
適当に仕事をしてる人には、説得力もないですし、そもそも結果も残せないですしね。
みなさんは、どの監督が好きですか?
監督の例を参考に人心掌握術を学んでみるのも面白いですよ。
少しでも、参考になるところがあったらうれしいです。